弊社が手がける寺院施設の起工式会場を設営しました。
仏事ですから,普段の神事とはまた趣が変ります。
円錐形の砂の築山に対し,神事では鋤・鍬・鎌と3本用意されますが,
仏事では鍬・鍬・鍬です。
つまり,鍬3本です。
祭壇エリアには阿弥陀如来を飾り,仏花を飾ります。
神事では祈願するときは榊か松の枝葉で柏手ですが,
仏事では香炉でお香を焚き,合掌します。
寺院施設建築の起工式では起工造営する宗教的な意義の主旨として,
「表白」というお告げ文を読み上げます。
建築する行為が,精神的な伝統文化の営みの一部として
今回造営することの重要な意味が
語られます。
この様に,弊社では寺社仏閣建築を時々手がけております。