2011年10月3日月曜日

バルセロナin北海道建築展の帰国展が札幌駅前地下歩行空間で当社建築作品が展示されてます。

今日は晩秋の秋のようです。

いかがお過ごしですか。

クールビズから一気にウォームビズですね。

冬支度は色々あるでしょうね。

さて,

昨年,バルセロナにて北海道建築の国際展を行いました。

その中で公共建築,高層マンション,邸宅,そして邸宅省エネリニュアルデザイン改修の
4作品をバルセロナ市の建築家協会にて展示しました。

バルセロナでは延べ約4000人程が訪れたとの事です。

同じ北緯43°付近でバルセロナのあるカタロニア州は北海道と似た人口との事。
しかし,文化的な背景が大きく違うところが,興味深いですね。

今回はその交流事業として,
バルセロナの現代建築を札幌の北海道大学の北18条にある遠友学舎にて今週から展示してます。

そして,10月2日〜10月9日まで
今回帰国展と称して,札幌駅前地下歩行空間で
当社の建築作品が大型パネルで展示されています。

(↓下記をクリックすると,その概要や詳細が分かります。)



私の名前の山本謙一をたよりに探しますと,4作品が見つかります。

かなりのパネルがあるので,見応えがありますが,捜すとなると
4作品が分散展示しているので,少し探すことになるかもしれませんね。
お気軽にお越し下さい。

寒くなってきました。お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。

御一読,ありがとうございました。




2011年8月10日水曜日

暑中見舞い申上げます/これからの私たちの豊かさはと少し考えてみました。

北海道は一応猛暑でしょうか。


蒸暑い28℃の熱帯夜まであってまさに本州並です。

皆さんはいかがお過ごしですか。


暑いですね。



さて、

前回のブログの限定1戸で販売の超省エネ住宅

クーラーが標準装備なんです。


しかも、全館冷房が可能ですよ。




しかも当然ながら家電売場表示の省エネ性能を超えています。

というのも、あれは一般的な省エネ住宅性能で使用した前提


の電気代ですね。

これが、冷房でもかなりうれしい快適さで、


しかも大幅に電気代を削減できます。

この住宅であれば、苦労なく、普通に生活しただけで


大幅節電できますよ。

冬場では遺憾なくたった月6千円の暖房代の超省エネを


発揮する住宅ですが


夏でもこれは、うれしい話ですね。

もし体感見学会をしたい方は、


「頼みます。青葉町の住宅見学させて下さい。」と


(☎011-891-2458)たった一言、お気軽に宜しくどうぞ。

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さて、話は変わりますが、

ふと、「これからの私たちの豊かさは」


と私なりに考えてみました。



最近はやり言葉の「断捨離」。

そうした後に捨てるものがない生活で、

その吟味された少ない生活の豊かさを「​知足」として味わい、

少なくても満足できるおいしい体にいい本物​を食べ、

愛用品となるべき付加価値高い本物を買い、

定期的にリペ​ア&リニュアル時にコンバージョンして愛でて、

愛着仕様のあなた​だけに仕立ててゆくような、

そんな「新日本伝統モノ文化」​へ戻るのが


国内産業を守る事になる予感もしますし、

その方が生活文化は​豊かになる気配を感じます。

きっと、海外もそんな日本を魅力だと​思うでしょう。

日本のブランディングの基盤は


その新たな伝統再解釈をより一層追​求することから。

円高モード時は、
そんなクールジャパン化により​磨きをかける時期でしょうか。




しかし、そうは言っても、

新たな本物に巡り合うために試行錯誤で、

ついつい、いら​ないものを買う事は仕方がないですね。

ただし、

その度に断捨離を​徹底する事。ここがポイントですか(笑)






そういえば、耐久性持続性ばかりでなく、

四季折々の風土​気候にきめ細かく対応した

風情のある環境に優しい「はか​ないもの」を追求するのも

クールジャパンのブランディン​グですね。




私たちの手掛ける住宅の新ブランド


MUDANRAY(ムダンレイ(商標登録))も

そんな意識背景に沿ったご提供で、


夢を希望をカタチに、地球環境にハートフルアメニティ


ということで、理解ある方に、


一つ一つ設計施工作品を丁寧にご提供できればと思います。





最後に、

暑さのeco対処を一つ

「ナイトパージ」

この言葉を検索してみてください。


よい夏休み、よいお盆をお迎えください。


2011年7月1日金曜日

猛暑もスーパーエコなクーリング。暖房費オール電化で年間3万円台の夢の住宅,限定1戸,先着申込順販売してます。お早めに。

プレオープン企画の時には,断熱性能の計測をしていましたので,内覧可能になる前
このような間取りのカスタマイズ事例を広告してました。

(画像をクリックすると拡大します)





副都心 新札幌へは13分徒歩圏の健康快適立地!!
 エアポート快速の多いJR新札幌駅。座れる可能性が高い地下鉄始発駅
・出勤、出張等にダブルアクセスがとても便利な立地!




詳しくは
前回のブログもご参照をどうぞ!
http://ymk-voyage.blogspot.com/2011/06/121.html

この住宅はオール電化にして
暖房がなんと!「ワンシーズン年間3万円台!」でより上質な熱環境で快適に過ごせる
目に見えない空間デザインにこだわった住宅です。

このオール電化なら,普通の同規模の新築と比べて,年間約10万円おこずかいが貯まりますか。
定期預金金利が0.5%なら,約2000万円以上の貯金の利息相当ですか!!
毎年,2000万円貯金で毎年利息をもらうような感覚ですか。

これからの時代の「クレバー&スマートライフ」を追い求める人の為の環境住宅ですね!

もし,日本で,これに匹敵する性能で,お手頃な価格の住宅があれば,是非教えてくださいね。

限定1邸で分譲だけあって,特にデザインコストパフォーマンスが充実した邸宅ですね。

そんな希少性もあり,お早めにご連絡ください。

少し宣伝展開しましょうか。

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従来をはるかに超えた最先端の熱環境性能のわかる方へ
お求めやすく、限定1戸を好評販売中!!

   標準的な省エネ基準の新築住宅と比べ、暖房エネルギー消費をなんと
約70%削減する画期的な新次元の夢の超省エネ住宅、遂に登場です!


         今どきの4大メリットも、もちろんシッカリあります!! 



   1:通常の新築住宅より優れた長期優良住宅技術基準適合!
        

     2:フラット35(S相当)適合で通常金利よりなんと1%減!
        

3:住宅版エコポイント対象で最高額!を還元可能
       

     4:しっかり押さえておきたい安心安全の住宅瑕疵担保保険加入住宅!

 更に,

 ・新時代の基準を先取りする超省エネルギー住宅
 ・CO2の排出量も大幅にカット!生活防衛にとてもうれしい超省エネ暖房の燃費!!
 ・建築家による、安心の本格的なデザイナーズ・パッケージ住宅







 ・超省エネ・シュミレーション解析による日当たりと景観のバランスを考えたレイアウト
 ・来客やDINKSにはなにかとうれしい、駐車スペース2台分を確保



お電話は 011−891−2458 
*プレ広告の時とは電話を変更し弊社にて承ります。

お客様の問合せは簡単です。

「例の分譲住宅について聞きたいので、頼みます。」

と、たった一言、電話かける,

たったそれだけでいいのです。

ひとつお気軽に、この際、宜しくどうぞ。

下記が実物です。外壁は塗装約15年で塗り替えれば30年は持つサスティナブル仕様。
(一般外壁材でよく新築住宅に使われているサイディング材ではそうはいきませんね。)
居室は全てパノラマコーナー窓があります。
熱損失しやすいのに,このウルトラ省エネです。
ということは・・・・。まだ性能をあげれます。
しかし、ここまで性能をあげますと、快適デザイン性をむしろ追求しますね。
そんな住宅です。






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<追伸>

尚,このシリーズの注文住宅も受け付けてます!
*お好みに応じたコースプランを設定させていただいております。

今回の分譲住宅はこのようなデザインですが、

実は、自由平面色々な仕上素材も可能です。

もちろん、素材によってはコストはそれなりになる場合も当然あるでしょう。

驚くことに、

特に大きな邸宅になればなるほど,更に性能を良くするノウハウを弊社はもってます。


という訳で,そちらの方もたった一言、

「例の超省エネ検討したいので,頼みます。」

です。

たったそれだけやればでいいのです。

簡単です。

ひとつ、宜しくどうぞ。

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「これからの相続,厳しくなってしまい・・・まいりました。」という方。

ご一報ください。

元税務署長もオススメする相続対策等をお教えします。

この場合には会社を通じて,当方にご連絡をしていただければと思います。

たった一言。

「相続に関して,社長頼みます。」

です。

25年間の経験を活かした簡易診断をさせて頂いております。

こちらの方もよければどうぞ。

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2011年6月27日月曜日

大震災後、価値観の変わった21世紀に超省エネ&エコ住宅新登場!先着順,限定1邸を販売! MUDANRAY Simplex-Ecoシリーズ






札幌副都心の徒歩圏の住宅街に限定1戸の超省エネルギー住宅を分譲販売してます!

http://www.mudanray.com/info/

普通の住宅とそう変わらない人気の設備仕様を盛り込んでいます。

ですが、これから本当にほしかったものがここにはあります!

例えて言えば、ハイブリッド車買ったのに、住宅に超エコな燃費の普通コストに近い住宅はないの?」

という素直な疑問に本格的に答えた住宅がここに紹介するMUDANRAY Simplex-Ecoシリーズの邸宅、限定1邸です。

 この超省エネ住宅は邸宅ならではの「吹抜空間のゆとりある20帖」のリビングダイニングキッチン「9帖もあるゆとり」のメインベットルーム6帖を確保したお子さん等のプライベートルーム2室、そしてその居室をつなぐ3.5帖の「マルチフリー・コモンホール」対面キッチンは清掃簡単でうれしい「IHクッキングヒーター&食器洗浄機付」でしかも何かとうれしい壁面収納のある家事コーナーも。
ユニットバスは暖かくて柔らかなソフトカラリ床で、親子でくつろげる更に大きな「1717のゆとりサイズ」のフルオートバス猛暑も快適な「冷房まであるオール電化住宅」で、換気は常に新鮮な空気が得られる「高性能24時間熱交換型換気」です。しかも、トイレは水道代がうれしいメーカーでいう「超節水タイプ」です。

吹抜けがあるので、将来、もしくは今回オプションで、4LDKの住宅にも簡単に対応可能です。
将来の増改築も、2x4(ツーバイフォー)住宅ではないので、かなり自由です。

うれしいですね。

さて、それが副都心徒歩圏の住宅地立地にして駐車2台確保も可能で土地建物セットで2720万円と聞けば普通、一般的な邸宅価格ですね。

でも、これだけなら、あえて、ここにご紹介するまでもないでしょう。

まず札幌で見たことがない究極に近い断熱仕様が

一般的なコストの分譲邸宅では、「 ほぼココだけ 」にあるものがあります。

我ながら、勢いでどうしても商品開発すると2年かけましたが、こうなるとすごい事になってきました。

しかもここで皆さんにお伝えするのは、限定1邸という誇張表現の少ない貴重な情報です。


さて、ではこれはどうでしょうか。

この住宅は今の一般的な同規模の新築と比べ、年間約10万円おこづかいがたまる超省エネ性能です。しかも、今後、エネルギー高騰してくれば、ますますその分、年間のおこづかいがよりたまりますね。つまり、北海道では、特に暖房の将来の経済不安もかなり少ない、うれしい安心暖房住宅です。しかも、温暖化に対抗できるよう、暑い夏場は,超省エネ冷房運転もできます。

今の断熱性の高い北方型住宅の新築と比べてこの高性能です。どうでしょうか?

弊社がこの住宅研究開発した時点で、初期投資、燃料コストのかかる床暖房は必要なくなりました。

もう少し、見方を変えた例えをしましょうか。 


ハイブリッドカーのエンジンは小さいですね。そんな感じで、この超省エネ住宅MUDANRAY Simplex-Ecoシリーズは、オール電化のヒートポンプ型エアコンのはたった一台だけで住宅全体を現在の新築住宅以上に温度ムラがほとんど少なく快適に冷暖房できます。しかも従来使う6帖洋室用のコンパクトなエアコンたった1台!で快適に住宅全体を冷暖房してしまいます。ですから年間約10万円前後おこづかいがたまる方向に。20年暮らしたら約200万円貯まりますか。修繕積み立て金にもなりますし、メモリアルな事にお金を使ったら、なんとも幸せですね!しかも太陽電池パネルと違い何十年も基本断熱性能が持続します。うれしいですね。

これはすべて地球環境にやさしい生活をこの住宅を通じてできた、エコの恩恵になりそうです。

いわば「地球からのご褒美」ですね。

弊社は、従来、いわれている事はもちろんのこと、エコとはそうあるべきだと思ったりしてます。

ですから、老後になったときには、単なる空間的な配慮以上にとってもうれしい
永住高付加価値な基本性能を追求してみたのですね。

さて、上記が本当かどうか、冬の乾燥した時期に内装を施工し、極寒期に2ヶ月もかけて
環境工学の日本の最先端を研究する弊社開発担当2人の母校でもある北海道大学で博士号を取得した工学博士のタギ先生に住宅性能検査をしてもらいました。

その方面で最先端の論文を発表している博士による計測の住宅熱性能結果は、なんと設計計画予想を上回る超省エネ性能の住宅品質が実現できてしまいました。施工も良かったのでしょう。断熱に関しては当社専門技術者が期待した以上の性能スペックなので、今回、自信を持っておススメできる邸宅、限定1邸販売です。購入される方は儲けものでしょうね。そんな邸宅として、デビューさせるに至りました。

弊社開発担当としてもうれしい邸宅ですね。

21世紀の時代を見据えた、真冬に災害で暖房ができなくなっても雪が多く太陽光発電もできない無暖房状態でも10人いれば人体熱を暖房にしてコート羽織るだけでしのげるくらい、災害のサバイバルにも強い本格派住宅です。

よく環境関係を見つめ続けている方でしたら、この住宅はもうお分かりかもしれませんが、
高効率の太陽電池パネルをのせ、弊社の今後の次の環境構想をのせれば、
現在販売されている「0エネルギー住宅」を全く超えて、発電住宅となり、
地域(まち)づくりで将来期待される、スマートグリッド構想のさきがけを
このMUDANRAY Simplex-Ecoシリーズは担う事になるでしょう。

しかも、普通住宅と比べて外部遮音性能がいいんです。

また一般住宅とは違い、国の法令に基づいた長期優良住宅に必要な「長期優良住宅建築等計画に係る技術審査的適合証」もしっかり押さえています。

従って、木造にして綿密な部材構造計算を敢えてしっかりしており、配管等の取替え等の長期メンテナンス容易な仕様で優良な住宅維持確保が可能な住宅でもあります。

ただしこの適合証の断熱性能部分に関しては、この住宅は、上記適合証を遥かに上回る高次元での「超」性能なんですね。札幌探してもこんな住宅はまずないでしょう。このハイ・コストパフォーマンスのこのデザインで、もし他に分譲住宅があれば、教えてください。

邸宅からはじめた弊社の創業90余年の21世紀の革新的な住宅のこだわりですね。

MUDANRAY Simplex-Ecoシリーズの分譲住宅、限定1邸です。の性能を体感したい方は、


弊社011-891-2458に、まずはお気軽にお問い合わせを、ご一報ください。


尚、注文住宅の方でもこのような性能をこれから依頼に応じて一つ一つ丁寧に対応していきます。

詳しくは、弊社のHPのHOMEの下に、MUDANRAYシリーズのバナーがあります。
それをクリックしていただければ、パンフレット的になってます。 ご閲覧ください。
http://www.mudanray.com/info/



〜以上、山謙工業株式会社が住宅にこだわった、新商品のご紹介と限定販売のご紹介でした。〜

ありがとうございました。
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( *** 耳寄り情報!外壁についてのこだわり *** )

外壁塗装は15年以上、清掃だけで持ちます。

しかも外壁の取替えは塗装メンテナンスだけで30年後くらいでしょう。

いや、条件によりもっと持つ可能性もあると踏んで今回採用してます。

そのように、ロングライフでそこでも経費を節減できる、超エコなスマート住宅が

  「MUDANRAY Simplex-Ecoシリーズ」なのです。

2011年6月12日日曜日

震災から3ヶ月です。いい方向に向け、頑張りましょう。

初夏の6月。いかがお過ごしでしょうか。
今年になって大きなパラダイムがシフトする兆しを感じるこのごろですね。

震災から3ヶ月。防災、特に津波防災に関して、そして正確には初期原子力発電所に関しては特段の安全対策したつもりが結果的に関係者の人智が「想定外」という名のもとに及ばなかった事だけは確かのようです。しかし、百数十万部売上のある成美堂の日本地図を読んでいる方なら、大災害後、すぐに津波は実は明治も昭和でも同様なのが良く記載されていたと、予想の範囲内だろうとすぐ思い起こしたかもしれません。今では新聞や雑誌がそのような認識であることは、周知でしょう。

放射能の安全に関しては、より一層、基準値に関する適確判断の確立と、放射能センサー測定機器普及させ、各地で細かい検査公開される事が、是正改善されながら、安心と安全、そしてそこから信頼されるように、透明性のある公開がなされていくべきものではと、見守っています。

お茶は危ないとか、茨城福島の野菜果実は危ないとかいう客観性のない誤った市場判断だけは避けなければならないと思います。できれば食の安全でいうなら、スーパーに放射能測定機器を備え付けて、消費者がその場で自ら安全確認できる位がやはり効果あるでしょう。

一方で、直接間接の被災者の方々には止血対策に近い応急処置をあまねく行う事が重要なのはもちろんですが、なにより「希望を失わせない対処」がとても重要だと思います。希望がある限り、最低限の生活でも人は「生きて」いけます。

その為には希望という名の「震災復興ビジョン」がより震災者の方々のハートに届き、心が共鳴するようなビジョンとして、震災者との対話を通じて形成合意しながら生成してゆかねばならないそんな時期にさしかかってきていると思います。政府等々の予算付けもできうる限り、震災者の心に再び灯をともす、そんな財政負担を期待してます。
財政というお金に、希望という名の心のともしびに火をつける事です。

今回の大震災では日本国民の精神文化風土のDNAの中に、大災害に対して生き長らえる、そんな国民性を垣間みれた気が致します。いまも国民が一隅を灯す貴重な活動を行っています。そしてまた諸外国の方々も、日本頑張れと応援してくれます。

国内の方はもちろんの事、私たちはそれに対して特に世界の人々に対して、
この国として、日本が世界の中で優れて世界貢献できる部分を中心に、まだ改革しなければならない諸問題として21世紀に求められるものを、より自覚を持って「頑張れ」と応援されていると受止め、取組み邁進したいものです。、断腸の思いでやむを得なかったこの震災3.11も、やがて日本そのものを良くしていく一つの大きな契機となってくれればと思ってます。

3.11は震災者の方々ばかりではなく、日本全体の震災経済の問題にも波及しているのはご存知の通りです。ここからは日本全体が、つまりその地域地域が、色々な見直しをして成長できる戦略が根本から求められています。それはいままで失われた20年の惰性を是非抜け出るきっかけであってほしいものです。特に自分の得意な事を活かして、既存の市場領域のあり方を変容させること。ここに各地域経済の今後の要がありそうです。その為には、それが容易になるような土壌づくりが必要です。俗にいい土壌づくりは10年かかると言います。震災復興も10年はかかると言います。どこか相通ずるものがあります。しかし、震災復興の10年はやむを得ない場合もあるかもしれませんが、日本の各地域のこれからあるべき21世紀の土壌づくりは既に数年経っていると思いたいところであり、5年で変革する位の勢いが必須にも感じられます。

ひとつひとつ、確実なものを積み上げていく必要があるのでしょう。
建設的な意見提案というのは職業柄とても好きな事です。
安全第一という言葉も好きです。

いい世の中になっていく事を展望し、皆様の環境づくりにお役立ちしたいと、そう願ってます。

2011年4月21日木曜日

春ですね。アーテステック・マンションRafaye(ラフェイエ)シリーズの新作

ご無沙汰しておりました。
いかがお過ごしでしょうか。

ここ3ヶ月で、色々な出来事がありました。

でも、見渡せば、すっかり春ですね。

もうこうなると、新規一転でいくしかないでしょう。

地域の本当の活力のあり方を求めて
本来どうあるべきか、よい風が
物事を適正化してゆくことを期待したいですね。

さて、春ですから、最近竣工したものを掲載致します。

弊社の施工作品シリーズ
アーティステックマンション、
Rafayeシリーズの新作です。
風格ある並木がいい、ゆとりの南郷通に面して、地下鉄7丁目駅徒歩4分、
エクササイズの区体育館、24時間スーパー、コンビニ、ドラッグストア、
ゲストとの歓談にはアサヒビール園は徒歩1分、
交番は目の前という何かと安心な立地条件です。

並木道の南郷通りからカーブして正面に建物がアイストップとして見えるため
既存マンションとツインタワーの地域ゲートになるよう地域景観デザインを
モデファイしてみました。

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□白石区体育館交差点付近からの外観です。

〜今は植栽がこれからですが、新緑季節には整います〜

*各写真はクリックすると、拡大します*





□住戸のインテリアデザインはこんな形です。
賃貸マンションです。



  □天井高は居室は2.75Mが標準です。
□ エレベーターのあるマンションで住戸はバリアフリー仕様、
お子さんお年寄りも安心で来ます。
今回は独身かカップルの社会人対象のモデルに
コンテンポラリー・アーバンスタイルでモデル化してます。

このマンションシリーズ、1点もののオーダーシリーズで
海外作品展や建築学会や書籍雑誌に掲載するシリーズでもあります。

健全な収支を現実的にして
普通レベルにはないオリジナリティデザインを
求める息の長い建築文化デザインを理解するオーナーの方に
サスティナブル・デザイン仕様で
お届けしています。

次回は連休明けに興味深い施工作品を掲載致します。

ところで、海外客のいない今回の連休は
北海道旅行の長期旅行をする、またとないチャンスだと思います。
道南もいいですが、オススメはじつは道東。
晴れた日が案外多いような気がします。
阿寒湖も屈斜路湖ももう寒くはありません。
それに残雪の山々の摩周湖は最高の眺めができます。

(自宅〜)松前〜函館(湯の川)〜大沼〜江差〜ニセコ〜洞爺湖〜登別〜
トマム〜十勝〜阿寒湖〜摩周湖〜屈斜路湖〜滝上〜層雲峡〜
美瑛・富良野(近隣温泉地)〜空知温泉巡り〜
札幌〜小樽〜支笏湖(〜自宅)

日頃のリセットには、今年は特に1週間は必要でしょう。
宿泊は今からでも今年は間に合いそうですね。
そこがいいところかもしれません。
道外客の方も、函館や千歳からアクセスしたり、逆順もありでしょうか。
ともかく、日本全体が経済大津波です。
弊社も色々な意味で大津波です。
お金を有意義に使い、できる範囲で楽しみ、地域貢献しましょう
という事も今回は特に意味ありそうです。

あとは好みで、
増毛〜稚内〜日本海ライン
稚内〜知床〜根室〜道東オホーツクライン
チャレンジ!釧路〜襟裳〜日高地方〜太平洋ライン
でしょうか。

よいゴールデンウィークをお迎えください。

ではまた。



2011年1月6日木曜日

あけましておめでとうございます。






(上記写真:私がデザイン,技術に直接関わり,企画設計施工した弊社作品を少しランダムに掲載。クリックすると拡大します。一部は世界最大の国際建築家連合(UIA)の関連で昨年,バルセロナの北海道建築展に要請を受けて作品出展しました。)

平成も23年目ですね。

私が東京から戻ったのが平成3年2月ですから間もなく20年になろうとしています。
振り返ると,懇願され任された時は,私はいつもどん底からのスタートなのだなと感慨します。

昨年他界した会長(元社長)が平成2年に交通事故を起こし,会社の危機を救う為に会社に入社した時がまず最初です。売上半減でした。今から思えば,その当時の元社長は希望を失っている状態でした。

バブル崩壊,メイン行の拓銀破綻,準メインの共同信用組合破綻と,延々と不景気の連続のようなものです。よくやって来れたと思います。それでもそのどん底から15年で4倍以上の売上規模で社員も2倍程増えました。父の交通事故がなければ,売上規模は2倍とちょっとでしょうか。2001年からISO9001を独自取得して社長に就任して10年が経ちました。社歴からすると,3周回遅れのランナーで,そこから再生をはかる気持ちで,教科書にない直面する諸課題を見つめながら,立て直してきたように思えます。

その諸課題の中,私が「会社を墓場までもっていく気ですか。」と半分冗談,半分真剣によくいっていたくらい生前,会長は銀行印を社長である私に渡さないで支払や資金繰等の財務を執り仕切っていました。執り仕切る存在感が欲しかったのでしょう。いまでいうCFO(最高財務責任者)かより適切にはCAO(最高総務責任者)ですか。

残念ながら社長の私は,今まで振り返れば会社幹部とほとんど差がない給与でした。よくやってきた思います。顧客の為にも会社を存続させなければならない1点がそうさせてきて,今日不況業種と言われているこの建設業,特に栄枯盛衰が大きい建築企業として,ここに生き残れたのだと思います。

実質,死ぬまで現役だった会長でしたが,リーマンブラザーズショック以降,かなり自信をなくしてしまいました。それは公共工事のほとんどあたらないという数十年あり得ない,しかも民間もご存知のごとくの取組み成果が出せない世界です。これまた弊社として2度目どん底2009年後半,1年半前に,社長就任9年目にして遂に銀行印を会長から手渡していただきました。

経営とはある意味で「人モノ金情報」の経営資源の最適化ですが,2009年後半にここでようやっと念願の経営権の全権掌握が殆どがそろい,さあ待ちに待った戦略を構築したいところでしたが,生活防衛的な守りの企業努力しか出来ない後退局面が昨年2010年となってしまいました。

その中で,亡くなる最後まで病床で「不況は公共工事が頼みの綱だ。結構な本数が昨年よりあるが,公共工事はとれたのか。」が毎度,会長からの私への問いかけでした。消えた受注に全く期待に応える事なく無言でいるしかなく,無念な思いをしたものです。その中で父である会長は他界していきました。

2010年度は北海道庁も札幌市も例年より多い数でしたから,公共工事を担う弊社の技術者に相応しい従来通りの受注工事量だけを確保するつもり参加で取組んできましたが取れない為,結局,延々と入札し続け,入札本数は20数本で総額で50億円以上もの入札の参加で,どれも全く受注できないで積算者4,5名が延々と1年間ただ働きにになる結果にしかなりませんでした。

驚く事に,入札業者の落札額は5億以上を除き,ほとんどまともに利潤のでる予定価格の90%で落札できるにもかかわらずです。従来,入札に関して真面目に落札できた業者が,このような状態に陥るのですから,公共工事の入札結果のあり方は尋常ではなく,最低入札適切価格でとれず,現在は公共工事は宝探し入札と化しています。

そして,会長はなくなる直前に「業界の長い経験の嗅覚として,今の時代にそのようなあり方をしていては今よくとも,税を支払っている地域の人に説明のつかない危険な業者がやがてでるかもしれない。」と言い残していきました。その場合は確かに真面目に取組んでいる業者がセーフティネットもなく,普通なら希望を失う状況にこの入札は,行政が入札で意図しないとしても,結果的になってしまうと思います。

おそらく建築は専門工事見積りを独自に割り出さず,業者参考見積りをある特定の専門工事業者からとらず,バラバラにとって同じ公共工事を事前に各行政マンが予定価格積算するなら,予定価格が一致しない可能性が大きい感触があります。

では予定価格事前公表なく90%弱の落札ボーダーラインの億単位の工事入札を,概ねほぼ千円単位から概ね30万円程度の誤差で落札できるのでしょうか。一部を除き長年積算している弊社でも神業に近い状況です。積算に長けた業者でも毎回入札でぶれますが,何故か落札業者の入札額だけは神業に近いホーダーラインに近似します。これはそもそも億単位の工事でも入札前未公開の予定価格額をほぼ100%近く極めて正確に出せなければ,ほぼ無理な入札の仕組みです。

予定価格90%の落札では施工がまともにできる業者であればコスト努力がなくとも大抵,どの業者でも利益がでます。業者にとり,有難い仕組みですが,それであれば長年コスト努力をしてきた弊社の様なほぼ建築専門の業者が,すこしでも税の費用対比効果を高める意味で,落札できないのは,かなり腑に落ちない出来事です。全くとれないのですから。

何かあるように思えます。それは弊社ばかりでなく,やはり業界に関与する複数の人が気付いており,それだけに業界を心配してます。予定価格ブラックボックス化する不透明な入札方式は変更はする必然性が喫緊にあると見ています。

特にここで皆さんに強調したい事は,建築工事のみで10億円以上のビルやマンション等を住宅以外を主力としている社歴40年以上の建築会社で,公共工事を全くしていない地場建築企業は皆無に等しいという実態です。

過去50年スパンで見ると,多くの総合建築業者がいなくなりました。いまは土木専業の企業に同情を禁じ得ませんが,昔から一般に「建築」業者は社歴10年20年で見ると,非常に潰れやすい業種です。企業維持は30年以上ともなると,よく考えてみると容易ではありません。民間のみだけで10億以上の地場企業が40年以上生き残っていることは皆無に近いのです。やはり30年以上長年存続するのが難しいと言われている民間のみの住宅産業とくらべても,それより如何に難しいかをここで実際,再認識しておきたいと思います。

長年継続するのは難しい業種と言えましょう。父でもある他界した会長が,遺言書の最後に書いた文章がありました。

今までもそうだが,長年経営してきた実感として「建築」業とは非常に難しいものがあると思っている。それだけに今後,益々混迷する経済の中で事業継承してもらう事には,なんともいえない心残りがある。しかし,社会の為にも,ぜひ頑張っていただきたい。というような主旨が遺言書に書かれていました。なんとも,胸にこみ上げるものがありました。

特色のある,基本的に人間がいる限り無くならない分野で,その道にひたむきに真摯に真面目な,コスト調整力もある地場企業をなくし,多様性がなくなると,民間の地域技術や文化すらもなくしていきます。後継者難のところはM&Aかもしれませんが,そのように努力している建築売上10億円以上の地場同業他社は私が考える限り,少なくとも10社はいます。

特に建築は約30工種の専門工事業者と共に一つの工事を総合化するので地域産業的にも裾野の広い業種です。産業に多様性があり,地域経済の多様生に富んだ波及性が特徴です。多様性は変化に強い産業インフラになり得ます。そのような多様性のある派及した企業が建築周辺やそれ以外のチャレンジを行えれば更に変化に強い地域産業が芽生えます。

こうして,地場建築産業を振興する事は衣食住の「住」という基本的に人間がいる限り,
無くなりはしない基幹産業でありますから,そのような目線をもっていただければ,甘んじる事なく,
時代に応じて改善工夫しながら邁進する建築企業には,存続への道をどうか与えてもらいたいというのが切なる思いです。

出来得れば,建築業界構造改革で,長期にわたり棲み分け共存存続できるビジネスモデルがブレークスルーするような局面がでますと,新たな業界の展望が得られるのかもしれません。

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さて,
2010年の感想が長くなり,そのように非常に課題を残した2010年でしたが,
新年を開け,心機一転の,2011年になりました。

年末年始は天候にやや恵まれた。いい気分で新年を迎えられました。
私自身は,昨年の諸々の垢落としが出来たように感じられる,非常に有為な休日期間を過ごせたのかなと思います。

これからは,皆さんとって,エコポイント,確認申請の半ば正常化,建設資材コストの従来単価への落ち着き等の環境から,昨年の途中からは,民間のお客様がご検討なさるには,今年は久々にいい環境が整いつつあると,つくづく思います。

今日,1月6日に北海道新聞が朝刊で,なかなかいい経済評論の論客をのせてくれました。
1ページを使い,国の財政論を語ったものが載っていました。エコノミストが評価する経済評論家の先生で,もし専門家で私に反論があるなら宜しくどうぞ。という自信のある方です。いま国家財政に関する認識は新聞マスコミも専門家の多くの著作を見ても百花繚乱状態ですが,どうもここに,ある一つの正確な羅針盤があるのではと思います。

詳しくは紙面をお読みになるといいですが,日本は努力さえすればまだまだ悲観しなくてもよいと言う論調です。希望はあるという意味で。そういう事であれば,悲観的に考え大胆に行動するというのを,いよいよ始めるにはよろしい状況にあり、とでも申せましょうか。


・・・・・長くなってしまいました。

皆様には,今年が希望するに値する,よい年である事を,心より祈念を申し上げます。

御一読,ありがとうございました。